映像制作見積書の要点1「企画・シナリオ」
- Tomizo Jinno
- 2024年6月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前
企画とは
BtoBで制作する映像(動画)においての「企画」とは、
・題材・・・会社、商品、サービスなど、その映像で紹介・説明したいコトやモノのこと
・目的/訴求テーマ・・・視聴者にその題材について、どのような認識に至って欲しいのか
・視点/切り口/方法・・・題材と目的を、どのような映像手法で実現するのか
・成果目標・・・その映像(動画)によって得られる成果の目標
大雑把に言って、こうしたことが企画と呼ばれます。
企画を自社で考え・決める
発注者企業内で企画をつくり、決定しておけば、この企画費用について我々プロダクションに支払う必要はありません。ただし、題材や目的はその企業の方がプロですから問題ありませんが、「視点」「成果」については、映像制作についての知識や経験が無いと、実現不可能なプランを設定してしまう可能性もあります。
プロダクションに企画案を提示すると、プロダクションの担当者が「ここは難しいですから、こう変えませんか?」とか「こうすれば、これだけの成果が得られるに違い有りません」などの提案を受けるかも知れません。複数のプロダクションが、そうした別なプランを提案してくるならば、たぶん企画案は修正した方がいいと思います。いずれにせよ、企画案の修正程度であれば、プロダクションはその費用を請求することは少ないと思います。
企画の提案を受ける
BtoB映像(動画)は広い意味で「広告物」であっても、紙媒体ならば可能なことが、映像媒体では難しい、あるいは陳腐になってしまうものや、テレビ番組ならば成立する手法が、WEB動画としては機能しない・・・など、非放送媒体で使用することが多いBtoB映像は、独特の媒体特性を持っていることを、広告業界の人間でも理解していない人が結構いらっしゃます。
企画は検証が必要
上記にも書いたような「企画案」を作成するには、最終的にその企画案が実現可能か、本当に成果を上げるかどうかを、しっかり検証する必要があります。実はここは、プロダクションや担当者によって大きな認識の差があり、しっかり企画を検証せずに企画案を決めてしまったばっかりに、完成された映像(動画)が、「なんか妙だな」みたいなことになっている事例を多く見かけます。
検証 ≒ 実際に映像シナリオを考える
シナリオを実際に書くかどうかはケースによりますが、担当予定のディレクターの頭の中にはシナリオが出来ていないと、検証が出来ません。映像のシナリオを考えるということは、ディレクターの頭の中ではカット割りまで考えていますから、結構な時間と頭脳労働が必要です。そして、思い描いたシーンが本当に撮影したり、作画することができるかも、実際にロケハンしたり、CGクリエーターに試作してもらったりします。
撮影の前段階までの作業はもうできている
検証も済めば、もうここまでくれば、あとは制作するばかりという段階まで準備をしますので、その時間と労力、コストは、制作見積書の「企画費」「脚本費」として計上されます。この部分を無料で行うプロダクションや広告会社があるとすれば、それは企画についてあまり重要と考えていないと言えます。

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