インタビューを成功させるために
- Tomizo Jinno
- 2月10日
- 読了時間: 4分
更新日:3月23日
あなたにとって○○とは?
テレビ番組でいちばんよく耳にする質問ですが、私はこの質問を聞くとガックリきます。
・何を聞きたいのか明白でない。
・相手を試しているようで不愉快。
・質問の解釈を相手に委ねていて無責任。
・ボキャ貧にしか聞こえない。
・話の締めを相手に依存している。
・この質問の回答が面白かった例がほとんどない。
etc...
挙げればキリがないほど多くの理由があります。
理想的なインタビューとはどういうものでしょう?

⒈ゲストの緊張を和らげる:インタビューを成功させるための第一歩
緊張はインタビュイーのパフォーマンスを低下させ、結果的にインタビューの質を下げてしまう可能性があります。そのため、インタビュイーの緊張を和らげることは、インタビューを成功させるための第一歩と言えます。
具体的な方法
可能であれば事前にゲストと会い、親睦を深めます。
インタビューの最初5〜10分は雑談の時間に充てます。私は相手の所属する企業や業界に関する情報を新聞やネットで仕入れておき、その話題を投げかけ「話しやすい」雰囲気をつくります。
インタビュー撮影の進め方を説明します。目線の方向、質問に対してひと呼吸をおいて喋り始めて欲しいこと、話している間、こちらは相槌はうつが声は出さないことなど。
インタビューは編集されるので、とちったら最初から話せばよいことなどを伝えます。
撮影中は、ゲストのペースに合わせて話し方を変えたり、絶えず笑顔で接します。
ウォーミングアップの注意点
撮影前の雑談の際に、実際のインタビューの質問を使用することは避けるべきです。同じ内容を二度話すことになるため、ゲストが心理的にブロックしてしまう可能性があるからです。
⒉質問の準備とフレーズ:会話をスムーズに進めるために
インタビューをスムーズに進めるためには、事前の質問準備が不可欠です。しかし、質問は単に用意するだけでなく、効果的なフレーズを選ぶことも重要です。
質問準備
事前に質問を準備することは重要ですが、インタビュー相手に事前に質問を送ることは避けるべきです。なぜなら、事前に答えを用意することで、インタビューが単なる台本の復唱になってしまうからです。
質問フレーズ
インタビュイーの回答力が高い場合は、クローズエンドの質問は避け、「何を」「なぜ」「どのように」といったオープンエンドの質問を選びます。それによって、よりユニークな回答が期待できます。ただし、予期しない回答の場合もあるため、インタビュアーの臨機応変な質問の継続が重要です。
インタビュイーの回答力が低い場合は、必要に応じて文脈を伝えたり、ストーリーを語ったりします。それによって、企図に沿った番組が作成できますが、リアリティ、説得力に欠けることがあります。
答えが短い場合は、すぐに次の質問に移らず、間を置いてゲストが詳しく説明できるように促します。
⒊事前準備:インタビューの土台を築く
インタビューを成功させるためには、事前の準備が非常に重要です。
リサーチ
インタビュイーの背景、過去のインタビュー、仕事内容などを調べることで、より深い会話が可能になります。とくに1年以内に発表された記事で、どのようなことを言っているかは、必ず把握しておくべきです。
具体例:CEOへのインタビュー
過去に社会で話題になった、その会社の出来事や、最近発表された決算報告や新製品の発売などについて、事前に調べた情報や評価について意見を求めることで、こちらの情報量を伝えることができ、インタビュイーからはより深い言葉を引き出せる可能性があります。
インタビューの核心は「聞く力」
インタビューで最も重要なスキルは、注意深く話を聞くことです。用意した質問に固執するのではなく、ゲストの反応をフォローし、話を広げることが大切です。
インタビュアーは、その企業や人に関する情報だけでなく、社会全般に関する知識や情勢に精通している必要があります。
「あなたにとって○○とは?」と聞くくらいなら、「あなたが○○以外にやってみたいこと(欲しいもの)は?」と聞く方が面白くないですかね。
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