シネマティックのつくり方
- Tomizo Jinno
- 2月21日
- 読了時間: 4分
更新日:2 日前
若い動画クリエーターの多くが「シネマティック動画を自分でつくりたい」という夢を抱いて研鑽を積んでいます。YouTubeにはその方法を指南する動画が氾濫しています。
「シャッタースピードはフレームレートの2倍分の1」が標語のように叫ばれ、他にもさまざまな“ルール”が喧伝されています。
しかし、シネマティックとは日本語で書けば「映画的なもの」という意味ですから、そもそも映画的とは何なのか?が定義されていなければ、始まらない論議です。
私の基本的なスタンスは、シネマティックを“至上の映像”と捉えているわけではありません。映像にはさまざまな目的があり、そのための手法がたくさんあります。それぞれの目的に最適と思われる手法を選択できることが、映像を仕事にしている者の基本だと考えています。シネマティックは選択肢のひとつにすぎません。
ともすると価値観が偏る傾向が強い現代の世相において、映像もまたその風雨に晒されています。そんな私の思いを代弁してくれるような、シネマティックの正しい捉え方を説明してくれる長編映像が公開されましたので、ご紹介します。
冒頭の内容は、要約すると以下の通りです。シネマティック動画の作り方が知りたい人には興味がある内容ですよね。
でも、ネタバラシするわけにはいきませんので、これはこの動画の冒頭の部分だけです。この後に重要なことが解説されていますので、ぜひご覧になってください。
映画のような映像を実現するための要素
映画のような映像を実現するための要素は、照明だけでなく、様々な要素が組み合わさって生まれます。この動画では、映画的な映像を実現するための要素を、機材、レンズ、フレームレート、解像度、ダイナミックレンジといった側面から探ります。
1. 映画的な映像とは何か?
映画的な映像とは、観客の感情に訴えかける、主観的な映像です。それは単なる客観的な記録ではなく、制作者の視点や意図が反映された、視覚的な記憶として表現されます。
2. 映画制作における3つの段階
映画制作は、脚本執筆、撮影、編集の3つの段階に分けられます。この動画では撮影、特にカメラとレンズ、そして撮影された映像を映画的にするための要素に焦点を当てます。
3. 避けるべきこと
映画的な映像を台無しにする可能性のある要素として、高フレームレート、過度にシャープな映像が挙げられます。
高フレームレート: リアルすぎる映像は、かえって映画らしさを損ないます。映画は、24フレーム/秒というフレームレートと、180度シャッターの組み合わせによって、記憶に残るような映像を作り出します。
過度にシャープな映像: 映画館で見る映像は、必ずしもシャープではありません。解像度が高すぎると、映画の持つ雰囲気を壊してしまう可能性があります。
4. 映画制作の進化とカメラの役割
映画の歴史の中で、カメラは単なる記録装置から、映像表現の重要な要素へと進化してきました。
フィルムカメラの時代: フィルムの種類や現像方法によって、映像の質感が大きく左右されていました。
デジタルカメラの時代: デジタルカメラの登場により、撮影現場で映像を確認できるなど、利便性が向上しました。また、様々なメーカーから高性能なカメラが登場し、映像表現の幅が広がりました。
5. レンズの選択
レンズは、映像の質感や雰囲気を大きく左右する要素の一つです。
シネマレンズ: 映画撮影用に設計されたレンズは、 機構、ギア、内部フォーカス、ブリージング補正など、映画制作に必要な機能を備えています。
ビンテージレンズ: オールドレンズを使用することで、独特の雰囲気や質感の映像を作り出すことができます。
キットレンズ: 必ずしも高価なレンズである必要はありません。キットレンズでも、十分に映画的な映像を撮影することができます。
6. 映画的な映像を実現するための要素
映画的な映像を実現するためには、以下の要素が重要になります。
フレームレート: 24フレーム/秒というフレームレートが、映画的な映像の基本となります。
シャッター角度: 180度シャッターが、自然な動きの錯覚を生み出します。
解像度: 4K解像度があれば、映画館で上映するのに十分な品質の映像が得られます。
ダイナミックレンジ: 広いダイナミックレンジは、明暗差の大きいシーンでも、豊かな
階調を表現するのに役立ちます。
露出: 露出は、映像の明るさや雰囲気を大きく左右する要素の一つです。
レンズ: レンズの選択によって、映像の質感や雰囲気を大きく変えることができます。

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