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企業PR・商品PR映像のシナリオ法

更新日:3月24日

会社案内、採用ビデオ、商品説明、サービスマニュアル、などなど、企業映像と言われる映像ジャンルは多岐に渡っていますが、どんな映像コンテンツでも3分を超える尺のものは、シナリオ無しに制作することはできません。

イベント映像、記録映像やドキュメンタリーはのぞく)


シナリオは発注者と共通認識を得るためにあります


映像制作をビジネスで行う場合、取引契約の「仕様書」としてシナリオが使用されます。ただしシナリオには、コンテンツに入る映像(画像)そのものは入れられず、それを言葉やポンチ絵で表現していますので、共通認識にもかなりのズレが発生することが避けられません。密なコミュニケーションで齟齬を減らす努力は必ず必要です。



視聴者が映像を長く感じないよう


シナリオを作成するいちばんの目的は、制作する映像を面白くすることです。それに尽きます。昨今はシナリオをつくらずにつくる動画が流行っていますが、多くの人が「短いことは良いことだ」と思っています。ビジネス映像はターゲットが非常に狭いコンテンツですので、そのターゲットの興味のポイントをしっかり捉え、その期待に応える流れを作れば、10分や20分、決して視聴離脱されることはありません。と私は思っています。


映像が長く感じられる原因

  • テンポが悪い:

    • シーンの切り替わりが遅く、間延びした印象を与える。

    • 説明が冗長で、話が進まない。

    • 音楽や効果音の使い方が単調で、リズム感が乏しい。


  • 内容が冗長:

    • 伝えたいことが明確でなく、話が脱線している。

    • 同じことを何度も繰り返している。

    • 不要な情報が多すぎる。


  • 視覚的な刺激が少ない:

    • 画面が単調で、見ていて飽きてしまう。

    • カット割りやカメラワークが単調で、変化に乏しい。


  • 興味を引く要素が少ない:

    • ストーリー展開が予測しやすく、驚きがない。

    • キャラクターに感情移入しにくい。

    • 視聴者の共感を得にくいテーマ。


  • 技術的な問題:

    • 画質が粗い、音が割れているなど、視聴に支障が出る。

    • 再生が途切れるなど、視聴体験を損なう。



飽きさせない基本1「これ疑問ですよね?」


ターゲットが共通に思っているであろうことを、掘り起こし「そういえば、これって疑問じゃありませんか?」とか「こういうこと知りたかったでしょ?」といった、「あるある」を投げかけ、映像で解決していきます。



飽きさせない基本2「そうそう」


対象となる商品やサービス、企業について、ターゲットである視聴者の多くが求めるであろう「これ欲しかったでしょ」を提示し、共感をえた上で、それを備えていることを伝えます。



「きっかけ」で引き込む


上記はコンテンツの初頭に置き、視聴者の期待を醸成します。その後も、その期待を裏切ることなく、好奇心や欲求に応えていけば、視聴者は必ず最後まで視聴します。

企業PR・商品PR映像のシナリオ法
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