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動画・映像制作用語

【アクションつなぎ】

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「アクションつなぎ」とは、映像に映る人や乗り物、モノ、あるいはカメラの動きを利用して、その動きの要素が一致している別なアングルや別のアクションを繋ぐ編集手法のことです。

マッチカット」の手法のひとつと言えるこのつなぎは、作者も視聴者にも非常にわかりやすいため、映像編集を覚えると最初にやってみたくなる編集手法かも知れません。私がそうでした。たくさんのカットを短く繋いで音楽に乗せると、とても気持ち良いからです。



1.  手法


・ 一連の動作を複数のカットに分割し、動作の途中でカットを切り替える。

・異なる被写体、異なる場所、異なる時間に起こったアクションやインパクトが類似した瞬間を捉えて、次々にカットを切り替える。



2.  効果


・映像にリズム感や躍動感を与える。

・時間や場所を飛び越える。


なお、一連のアクションを分割してつなぐ場合、撮影ではサイズや角度の違うカットを複数カット撮影する必要がありますので、演者の方には何度も同じ演技をしてもらわなくてはなりません。

アクションつなぎ

​【関連用語】

1. マッチカット (Match Cut)


マッチカットとは、二つの異なるシーンを、視覚的な類似性(形、色、動きなど)や関連性(象徴的な意味など)を利用して、自然かつスムーズに繋ぐ編集技法です。


2. ジャンプカット (Jump Cut)


同一の映像内で、時間や場所が不自然に飛ぶように編集する手法です。意図的に時間経過や混乱を表現するために使われることがあります。ただし、多用すると視聴者に不快感を与える可能性があるため、注意が必要です。


3. モンタージュ (Montage)


複数の短い映像を組み合わせ、特定のテーマや概念を表現する編集手法です。時間経過や状況の変化を象徴的に表現するために使われます。例えば、主人公の成長過程を短い映像の連続で表現するなどが該当します。


4. トランジション (Transition)


映像と映像のつなぎ目に挿入する視覚効果のことです。カットディゾルブワイプなど様々な種類があり、場面転換をスムーズにしたり、映像にリズム感を与えたりする効果があります。


5. コンティニュイティ (Continuity)


映像の連続性を指し、時間、場所、人物、小道具などが場面間で矛盾なく繋がっている状態のことです。コンティニュイティが保たれていると、視聴者は物語に没入しやすくなります。

 

 

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