動画・映像制作用語
【アニメーション】
animation
「アニメーション」とは、日本の一般社会では、いわゆる「アニメ」コンテンツのことですが、ビジネス映像やPRビデオに使用される「アニメーション」は、画面上のイラストや文字などのオブジェクトを、連続的に動かして視覚的な効果を生み出し、意味と情報を効果的に伝達することを指します。
目的
(1) 複雑な情報を直感的に伝える
グラフや統計データ、製品の構造などをアニメーションによって、相互の関係性や重要性を視覚的に表現し、直感的な理解を促します。
(2) 視聴者の注意を引き、記憶に残す
動きのある映像は、静止画よりも視聴者の注意を引きやすく、記憶にも残りやすいと言われています。
(3)ブランドイメージやメッセージを直感的に伝える
スタイリッシュなモーショングラフィックスや、親しみやすいキャラクターアニメーションなど、様々な表現方法でブランドイメージやメッセージを直感的に伝えることができます。
(4)実写では表現できないことを表現する
抽象的な概念や、未来的なビジョンなど実写では表現が難しい内容も、アニメーション表現によって、その仕組みや効果を視覚化できます。
【関連用語】
アニメーションをつくる手法
(1) 2Dアニメーション(平面アニメーション)
2DCGやモーションアプリを用いて、イラストや図形を動かす手法です。
手描きアニメに近い表現や、デフォルメされたキャラクターの動きを滑らかに表現できます。
比較的短時間で制作可能であり、様々な表現に対応できます。
(2) モーショングラフィックス
テキストや図形に動きを加え、視覚的に情報を伝える手法です。
グラフや統計データをアニメーションで表現することで、複雑な情報を分かりやすく伝えられます。
企業ロゴやサービス紹介など、スタイリッシュな映像表現に適しています。
(3)ホワイトボードアニメーション
ホワイトボードに手描きでイラストや文字を描き、それを撮影してアニメーションにする手法です。
説明や解説に特化しており、教育コンテンツやハウツー動画に適しています。
手描きならではの温かみや親近感を与えることができます。
インフォグラフィック(情報やデータを視覚的に表現したグラフィック)に動きを加えた手法です。
データや情報を分かりやすく、かつ印象的に伝えられます。
プレゼンテーションや報告動画など、ビジネスシーンでの活用に適しています。
(5)3DCGアニメーション
3DCG用いて立体的な映像を制作する手法です。
製品の構造や機能をリアルに表現したり、バーチャル空間を構築したりできます。
高度な技術が必要ですが、インパクトのある映像表現が可能です。
(6)ストップモーションアニメーション
人形や粘土などを少しずつ動かし、コマ撮りしてアニメーションにする手法です。
手作り感のある温かみや独特の質感を与えることができます。
商品の製造過程やコンセプトを、オリジナリティあふれる映像で表現できます。
クレイアニメとも言います。
(7)キャラクターアニメーション
オリジナルのキャラクターを作成し、商品やサービスを擬人化して紹介する手法です。
若年層視聴者を対象にする場合に、一般的な「アニメ」を模して親しみやすさや共感を演出します。
商品の使い方やサービスのメリットを、ストーリー仕立てでやさしく伝えられます。
現在は、手描きのアニメーションをビジネス映像に使用する例は稀有となり、ほとんどがコンピュータによって描き、動かしてします。