top of page

動画・映像制作用語

【bpm】

beatsperminute

音楽における「BPM(Beats Per Minute)」は、1分あたりの拍数を示す単位で、楽曲のテンポ(速度)を表します。数値が大きいほどテンポが速く、小さいほど遅くなります。

例えば、「BPM 120」は、1分間に120拍のリズムがあることを意味します。

映像に音楽をつける際、シーンのイメージと音楽のスピードを合わせる上で非常に重要な要素です。

BPMを6段階に分け、それぞれの数値帯で一般的に言われる適切なシーンのイメージを解説します。


1. BPM 40~60:非常に遅いテンポ

  • シーンのイメージ:荘厳な雰囲気の教会や宮殿
    広大な自然の風景(夕焼け、星空など)
    水中や宇宙など、時間の流れがゆっくりと感じられる場所
    悲しみや孤独感を表すシーン

  • 音楽のイメージ:クラシック音楽の緩徐楽章
    アンビエント音楽
    映画の劇伴(バラードなど)

2. BPM 60~80:遅いテンポ

  • シーンのイメージ:落ち着いた雰囲気のカフェや図書館
    穏やかな日常の風景(散歩、読書など)
    回想シーンや過去の記憶
    感動的なシーンや感情的なシーン

  • 音楽のイメージ:バラード
    スローテンポのポップス
    ジャズ

3. BPM 80~100:やや遅いテンポ

  • シーンのイメージ:日常的なシーン(街並み、通勤風景など)
    人の感情の動き(喜び、悲しみ、怒りなど)
    ドラマの落ち着いたシーン

  • 音楽のイメージ:ポップス
    R&B
    アコースティック音楽

4. BPM 100~120:中程度のテンポ

  • シーンのイメージ:活気のある街の風景
    日常的な動作(料理、掃除など)
    ドラマの日常シーン
    適度なスピード感のアクションシーン

  • 音楽のイメージ:ポップス
    ロック
    ダンスミュージック

5. BPM 120~140:やや速いテンポ

  • シーンのイメージ:スポーツやアクションシーン
    パーティーやイベントの様子
    スピード感のある車の運転シーン
    高揚感や興奮を表すシーン

  • 音楽のイメージ:アップテンポのポップス
    テクノ
    ロック

6. BPM 140以上:速いテンポ

  • シーンのイメージ:激しいスポーツやアクションシーン
    レースや格闘技
    緊迫感や焦燥感を表すシーン
    クラブなどのダンスシーン

  • 音楽のイメージ:ハードコアテクノ
    ドラムンベース
    激しいロック


bpm(ビーピーエム)

​【関連用語】

1. FPS (Frames Per Second)


1秒あたりのフレーム数(フレームレート)を示す単位です。映像の滑らかさを表し、数値が大きいほど滑らかな映像になります。例:60fpsは、1秒間に60枚の画像が表示されることを意味します。


2. HDR (High Dynamic Range)


映像の明暗差をより広く表現する技術です。より現実に近い、豊かな色彩とコントラストの映像を実現します。


3. CBR (Constant Bit Rate)


映像や音声データを圧縮する際のビットレートを一定に保つ方式です。安定した品質のデータを配信するのに適しています。



4. VBR(Variable Bit Rate)


可変ビットレート。映像/音声の複雑さに応じてデータ量を変化させて、より効率的なデータ伝送を可能にする。配信時の帯域予測が難しい


5. BPS(Bit per Second)


デジタル通信におけるデータ転送速度を表す単位で、ビットレートとも言われます。


6. RGB (Red Green Blue)


光の三原色を示す言葉で、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つの色を意味します。映像やディスプレイにおいて、これらの色を混ぜ合わせることで様々な色を表現します。

【当サイト関連ブログ】

ブログカテゴリー「映像と音楽」

 

 

映像制作のことなら何でも・・・株式会社SynAppsへ

bottom of page