動画・映像制作用語
【フィールド】
field
アナログテレビ放送などで使われていたインターレース方式において、1つのフレーム(静止画)は奇数行と偶数行の「フィールド」に分けて伝送していました。
インターレース方式では、奇数行のフィールドを「奇数フィールド」、偶数行のフィールドを「偶数フィールド」と呼び、これらを交互に表示することで、滑らかな動画に見せていました。この方式は、限られた帯域幅で効率的に映像を伝送するために用いられていましたが、動きの速い映像ではちらつき(フリッカー)が発生しやすいという課題がありました。現代のデジタル映像技術では、プログレッシブ方式が主流となっています。
解像度の720iとか1,080i、フレームレートの30i、60iなどの「i」がインターレース方式の信号であることを表していて、1フレームが2つのフィールドに分割されている映像信号ということになります。
【関連用語】
1. プログレッシブ
映像を表示する走査方式の一つで、フレームを構成する全ての走査線を一度に表示する方式です。インターレース方式のようにフィールドに分割しないため、動きの速い映像でもちらつきが少なく、滑らかで高精細な映像を表示できます。現代のデジタル映像技術では、プログレッシブ方式が主流となっています。
2. フレームレート
1秒間に表示される静止画(フレーム)の枚数のことで、単位はfps(frames per second)で表されます。フレームレートが高いほど、映像は滑らかになります。映画では24fps、テレビ放送では30fpsや60fpsが一般的です。ゲームでは、より高いフレームレートが求められることがあります。
3. 解像度
映像のきめ細かさを表す指標で、画像の画素数(ピクセル数)で表されます。解像度が高いほど、より精細な映像を表示できます。一般的な解像度としては、SD(標準画質)、HD(ハイビジョン)、FHD(フルハイビジョン)、4K、8Kなどがあります。
4. SD
スタンダード(標準)画質のことでが、解像度は概ね720×480ピクセルのアナログテレビ放送などで用いられていた解像度です。現代においてはスタンダードとは言えませんが、DVDや一部の古い映像コンテンツなどで見られます。
5. FHD
フルハイビジョンのことで、解像度は1920×1080ピクセルです。現代のデジタルテレビ放送やBlu-rayディスク、多くの動画配信サービスなどで標準的に用いられている解像度です。