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動画・映像制作用語

【インフォデミック】

infodemic

「インフォデミック」とは、情報(information)と流行(epidemic)を組み合わせた造語で、特にインターネットやSNS上で、誤った情報やデマ、噂などが急速に拡散される現象を指します。

世界保健機関(WHO)は、インフォデミックを「事実と虚偽の情報が入り混じり、急速かつ広範囲に拡散することで、人々の健康や社会に悪影響を与える情報過多の状態」と定義しています。

インフォデミックは、新しい出来事や危機的な状況が発生した際に起こりやすく、人々の不安や恐怖心を煽るような情報が拡散されやすい傾向があります。例えば、新型コロナウイルス感染症のパンデミック時には、ワクチンの安全性や感染経路に関する誤った情報が大量に拡散され、人々の行動に影響を与えました。

インフォデミックは、人々の健康や社会に悪影響を与えるだけでなく、民主主義の基盤を揺るがす可能性もあります。誤った情報やデマが拡散されることで、人々は正しい判断を下せなくなり、社会の分断や対立が深まる可能性があります。

インフォデミック

​【関連用語】

1. パーソナライズ


個々のユーザーの属性や行動履歴に基づいて、情報やサービスを最適化して提供することを指します。



2. フィルターバブル


インターネット検索やSNSなどのアルゴリズムによって、ユーザーの興味や関心に合わせて情報がパーソナライズされ、あたかも泡(バブル)の中に閉じこもったように、自分が見たい情報ばかりが表示される現象のことです。



3. エコーチェンバー


インターネット、特にSNS上で、自分と似た意見や価値観を持つ人々が集まり、その中で情報が共有されることによって、あたかも「反響室(エコーチェンバー)」のように、特定の意見や情報が増幅・強化されていく現象のことです。



4. 認知バイアス


人間が物事を認識し、判断する際に生じる、無意識的な思考の偏りのことです。



5. アルゴリズム


特定の問題を解決したり、特定のタスクを実行したりするための手順や規則の集合のことです。


 

 

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