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動画・映像制作用語

【パーソナライズ】

personalize

「パーソナライズ」とは、個々のユーザーの属性や行動履歴に基づいて、情報やサービスを最適化して提供することを指します。

つまり、一人ひとりの興味や関心、ニーズに合わせて、より関連性の高い情報や体験を提供する仕組みです。



1. インターネットの世界では当たり前


検索エンジン、SNS、ECサイト、動画配信サービスなど、さまざまなオンラインプラットフォームで活用されています。例えば、検索エンジンは、ユーザーの検索履歴や位置情報に基づいて、検索結果をパーソナライズします。SNSは、ユーザーの興味や関心に基づいて、タイムラインに表示する投稿や広告をパーソナライズします。ECサイトは、ユーザーの購買履歴や閲覧履歴に基づいて、おすすめの商品やクーポンをパーソナライズします。



2. パーソナライズのメリット


ユーザーにとって必要な情報や興味のある情報に効率的にアクセスできることです。また、企業にとっては、顧客満足度やエンゲージメントを高めることができるというメリットがあります。



3. 注意すべき点


パーソナライズが過剰になると、ユーザーは自分にとって都合の良い情報ばかりを目にするようになり、異なる意見や視点に触れる機会が減少する可能性があります。これは、フィルターバブルエコーチェンバーといった現象を引き起こす原因となります。また、パーソナライズにはプライバシーの問題も存在します。ユーザーの個人情報が収集・利用されることで、プライバシーが侵害される可能性があります。

パーソナライズ

​【関連用語】

1.フィルターバブル


インターネット検索やSNSなどのアルゴリズムによって、ユーザーの興味や関心に合わせて情報がパーソナライズされ、あたかも泡(バブル)の中に閉じこもったように、自分が見たい情報ばかりが表示される現象のことです。



2. エコーチェンバー


インターネット、特にSNS上で、自分と似た意見や価値観を持つ人々が集まり、その中で情報が共有されることによって、あたかも「反響室(エコーチェンバー)」のように、特定の意見や情報が増幅・強化されていく現象のことです。



3. 認知バイアス


人間が物事を認識し、判断する際に生じる、無意識的な思考の偏りのことです。



4. インフォデミック


「インフォデミック」とは、情報(information)と流行(epidemic)を組み合わせた造語で、特にインターネットやSNS上で、誤った情報やデマ、噂などが急速に拡散される現象を指します。



5. アルゴリズム


特定の問題を解決したり、特定のタスクを実行したりするための手順や規則の集合のことです。

 

 

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