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動画・映像制作用語
【彩度】
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「彩度」とは、色の鮮やかさや純粋さを表す尺度です。鮮やかな赤や青は彩度が高く、白やグレーは彩度が低いと言えます。彩度が高い色は目に強く印象を与え、低い色は落ち着いた印象を与えます。
彩度の「純粋さ」とは、色がどれだけ他の色と混ざることなく、その色そのものであるか、という度合いを表す言葉です。例えば、鮮やかな赤や青は、他の色が混ざっていないため、彩度が高く、純粋な色と言えます。一方、パステルカラーのように白と色が混ざったような色合いは、彩度が低く、純粋さが少ないと言えます。
具体的に
鮮やかな原色
赤、青、黄などの鮮やかな原色は、他の色が混ざっていないため、彩度が高く、純粋な色と言えます。
中間色
緑や紫などは、二つの原色を混ぜてできる中間色です。原色ほど純粋ではなく、彩度はやや低くなります。
無彩色
白、黒、グレーなどは、色が全く含まれていない無彩色で、彩度が0です。
【関連用語】
1. 明度と輝度
明度と輝度は、ほぼ同義語として扱われることが多いですが、厳密には異なる概念です。輝度は、光源の明るさを表す物理量ですが、明度は、人間の視覚で感じる明るさを表す心理的な量です。
2. ガンマ補正
ディスプレイや印刷機器など、表示装置によって明るさの表現能力が異なるため、ガンマ補正と呼ばれる処理を行うことで「階調」がより自然に見えるよう、見た目の明るさを調整することがあります。
3. 階調
明暗の段階的な変化のことです。階調数が多ければ、より滑らかなグラデーションを表現できます。
4. コントラスト
画像の明るい部分と暗い部分の差のことです。
5. ルミナンスキー
映像編集において、特定の輝度(明るさ)を持つ部分を透明にすることができるエフェクトのことです。
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